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釣り野伏せ

島津家がよく用いた戦法に、
「釣り野伏せ」
と言われているものがある。

中央の部隊が敵に当たり、
退却を装って後退、
敵は追撃に入る。
つまりは囮部隊で、
これが釣り。

追撃してきた敵を、
両脇から伏兵が襲い、
これが野伏せ。

囮部隊は反転して攻撃に移るため、
敵は三方から攻められることになる。

島津家の釣り野伏せは、
見破られたことがないといわれる。
もし釣り部隊が退却しても、
伏兵を警戒して追撃してこない場合、
その伏兵を出してしまう。

いくつも伏兵を配置しているため、
警戒している伏兵をあえて表に出してしまえば、
これ以上伏兵はいないと安心し、
追撃してきたら一気に叩くという具合である。


栃木の城+α

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