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奥州藤原氏の誕生

奥州藤原氏の祖、
藤原清衡(きよひら)は、
波乱の生涯を歩んだ。

清衡の父は、
藤原経清、
母は、
奥州の豪族である、
安倍貞任(さだとう)の妹だった。

前九年の役により、
藤原経清と安倍貞任は、
源氏と奥州の豪族清原氏に敗れ、
清衡の母は清原氏に嫁ぎ、
清衡も清原氏の子として育てられた。

清原氏の跡を、
清原真衡が継ぐと、
清衡と
清衡の異父弟家衡が、
清原真衡と対立し、
後三年の役が勃発、
源氏の介入によって、
清衡と家衡は降伏した。

その後、
清原真衡が急死すると、
源義家によって、
清衡と家衡の間で、
清原氏の領地を分割することになった。

この分割を、
家衡は不服とし、
清衡の館を急襲して、
清衡の妻子は殺害されてしまう。

このため、
源義家が再び介入し、
清衡に味方して、
家衡を滅ぼした。

また、
源義家は陸奥守として赴任していたが、
解任されて京へと戻り、
こうして、
清原氏の領地は、
清衡のものとなり、
奥州の覇者となった。

そして、
清原清衡と名乗っていた清衡は、
実父の姓、
藤原氏を名乗り、
奥州藤原氏が誕生した。


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